中国の李克強副首相は13日北京で、モンゴル民主党の議長であるアルタンホヤグ第一副首相と会談しました。この中で、李副首相は中国とモンゴルの関係を更に充実したものにするため4つの提案を行いました。

　李副首相は「中国とモンゴルは幅広い分野において共通した認識があり、両国および両国民の善隣友好関係は双方の根本的利益に合致する」とした上で、両国関係を更に充実したものにするため4つの提案を行いました。それは、（1）ハイレベルの往来を保ち、政治的交流を強化し、戦略的相互信頼を推進すること。（2）チャンスを捉え、相互補完性を生かして各分野での実務的協力を強化すること。（3）両国の立法機関、政党、労働組合、青年・婦人組織の間での交流、および環境保護、文化などでの協力を強化すること。（4）多角的な協調を強化し、共通の利益を維持することです。

　これに対し、アルタンホヤグ第一副首相は「ここ数年、両国はハイレベルでの相互訪問を盛んに行うことにより、政治的相互信頼が深められた。これは両国の各分野における交流と協力の発展と深化によい基礎を作り上げた。モンゴル民主党は、中国の改革開放の経験を学び、国内建設や両国の協力プロジェクト実施のテンポを速め、戦略的パートナーシップの発展のために大きな役割を果たしていきたい」と語りました。（ミン・イヒョウ）