ドイツのフランクフォードにある欧州中央銀行(ECB)は8日、ユーロ圏の主要政策金利を1.5%に据え置くことを明らかにしました。
欧州中央銀行は今年4月と7月、0.25ポイントずつ2回、主要政策金利を引き上げました。これについて、アナリストは「ユーロ圏経済成長の鈍化と、債務危機が短期間に解決できないことにより、欧州中央銀行は今後の長期間、主要政策金利の据え置きを決めた。もし、その金利を引き上げれば、ギリシャとポルトガルなど債務国の経済回復に影響を与えることに違いない」とみています。
一方、米国で失業給付請求の増加や欧州の景気後退など、複数のマイナス要因が影響し、国際原油価格もこの日、反落しました。(万、山下)暮らし・経済へ
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