中国の蒋耀平商務次官が開幕式で挨拶し、「商務省は、三つの面から汎北部湾経済協力を推し進めていく」と述べました。
今回フォーラムのテーマは「中国―ASEAN自由貿易エリアの構築と汎北部湾経済協力」とされており、中国の指導者、汎北部湾各国の政府高官、国内外の専門家と大手企業の代表、金融機関の代表ら200人あまりがこれに参加しています。代表らは、汎北部湾経済協力の推進で解決を迫られている重要な課題をめぐって討議を行っています。
蒋耀平次官のいう三つの面からの経済協力推進措置とは、まず、汎北部湾経済協力ロードマップの策定や重点分野の協力計画などを支援し、インフラ施設、港の物流、貿易と投資の利便化、農業、観光、環境保護を含めた重点協力プロジェクトを推進すること。次に、中国と汎北部湾各国との通信や交通などのインフラ施設に関連するネットワークシステムの構築を支援し、鉄道、道路、航空、海運、通信設備の円滑化を図りこと。第三に、中国とベトナムの越境協力エリアの建設を支援しすることです。
蒋次官はさらに、「北部湾経済区は、域内協力のために新しい枠組みを構築した」と評価しました。(朱丹陽、中原) 暮らし・経済へ
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