中国国家統計局が13日発表したデータによりますと、上半期のGDPは、去年同期に比べて9.6%成長しました。そのうち、第2四半期の伸び率は9.5%で、成長スピードは第1四半期に比べ低下しました。
新華社通信は数人の専門家の話を引用して、「これは、加速する経済発展をゆとりある環境に作り上げるため、中国経済が適切な成長スピードを求めていることを示している」と述べています。
中国社会科学院経済研究所マクロ経済研究室の張暁晶主任は、「中国経済の成長スピードは鈍化しているが、全体から見れば依然として速い。若干、減速したのは政策的調整による結果だ」と述べました。
また、「人民日報」は国家統計局の盛来運報道官の話として、「一部の経済指標は落ち込んだが、現在の中国経済は全体的には良好だ。経済成長は、前期の刺激政策による速すぎる成長から、自主的な秩序ある成長への転換に向けて成長を続けている」と紹介しています。
中国政府はこのほど、経済発展をスピードから質や効果に転換するため、経済成長スピードを適切にコントロールしていくと明確なシグナルを数回出しています。(翻訳:玉華)暮らし・経済へ
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