リビア国民評議会のアブドル・ジャリル会長は16日「如何なる政治的交渉もカダフィ氏の退陣が前提条件だ」と強調しました。
ジャリル会長はこの日の記者会見で、国民評議会は、カダフィ政権及び国連事務総長のリビア問題特使と、直接もしくは間接的な交渉は行っていないと述べました。その上で「リビア危機に関わるすべての交渉は、国民評議会と行わなければならない。また、交渉の前提条件は、国民評議会がリビア国民の合法的代表だと認めることや、カダフィ氏の退陣とその家族のリビア出国だ」と強調しました。
これに先立ち、国連事務総長のリビア問題特使は15日にチュニジア入りし、翌日16日に、武力衝突を避け、リビア国民の合法的要求を果たすなど、危機の解決に向けて仲介活動をする準備ができていると話しました。(ミン・イヒョウ、高橋)国際・交流へ
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