16日午前零時から、中国は新しい鉄道時刻表での運行を始めました。一部の高速鉄道が減速すると共に、切符の価格を値下げしました。

　中国鉄道省運輸局は、北京と天津を結ぶ都市間高速鉄道、上海と杭州を結ぶ高速鉄道の時速を350キロから300キロに、海南省の東環高速鉄道を含む一部の高速鉄道の時速を250キロから200キロに減速しました。また、旅客列車と貨物列車が共に運行する線路のCRH列車の時速を200キロから160キロに調整しました。

　北京交通大学経済管理学院の欧国立教授は「中国が高速鉄道を開発した時間は短いため、経験は未だ足りない。従って、中国の高速鉄道は安定的に穏やかに推進すべきだ。初期段階のスピードは速すぎてはならない。一部の線路で減速するのは理性的な選択である。また、高速鉄道が発展するには、安全性を第一にしなければならない」と述べました。（玉華・山下）暮らし・経済へ