6月31日より、北京と上海を結ぶ高速鉄道が運営開始することを受け、北京・上海間の航空便を運営する中国国際航空や東方航空など6つの大手航空会社が、7月2日以降の航空券の割り引きプランを次々と打ち出しています。最も安い航空券では、従来の価格の3.5割にまで下がっており、激しい競争が繰り広げられています。
現在、北京と上海を結ぶ航空便は30分ごとに1便、往復で94便があり、国際航空、東方航空、上海航空、南方航空、海南航空、中連航空の6社が運営しています。
東方航空の馬叙倫総裁はこれ以前にインタビューを受けた際、「北京・上海間の高速鉄道の開通は航行距離が800キロ以内の航空便に最も影響が大きい。航行距離が800キロ―1200キロの航空便の利用者の2割は高速鉄道を利用するようになる事が予測されるが、航行距離が1200キロを超える航空便にはほとんど影響しないだろう」と述べた上で、旅客は個人の好みで利用する交通手段を選択することから、「半年経てば、飛行機の利用者数は高速鉄道開通前の数字に戻るだろう」と楽観視しています。(翻訳:トウ徳花) 暮らし・経済へ
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