会員登録

 中国外貨準備管理、多元化の投資原則を堅持

2011-08-03 11:24:46     cri    

 中国の中央銀行である中国人民銀行の周小川総裁は3日、アメリカの債務上限引き上げ法案が可決されたことについて、歓迎の意を表わしました。その上で、今後の動向を注目していく考えも示しました。また、「中国の外貨準備管理は、引き続き多元化という投資原則を堅持する。そして、リスク管理を強化すると共に、国際金融市場が中国へ与えるマイナス影響を最大限に減らしていく」と述べました。更に国内で見れば、中国は、安定した比較的速い経済成長を保ちながら、経済と金融市場の安定を維持する効果的な措置を講じていく」と強調しました。

 更に周総裁は、「アメリカ国債は世界の債券市場で一番主要な投資と取引の対象だ」と述べました。そのため、アメリカ国債の大きな変動や不確実性は、国際通貨金融システムに大きく影響を与え、これは、世界経済回復の妨げになる可能性もあるということです。債務問題を適切に処理し、国債投資の安全と市場の正常運行を保障すること。そして世界の投資家の利益を守る対策を取るようアメリカ政府と議会に求めました。(翻訳:Katsu チェック:高橋)暮らし・経済へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS