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 国連の高官、イラクの前途を控えめに楽観視

2011-07-20 12:36:40     cri    
 国連事務総長のイラク問題特別代表を務めるメルケルト氏は19日、安保理で「イラクの前途を控えめに楽観視している」と述べました。

 国連安保理はこの日開かれた会議で、イラク情勢についてのメルケルト特使の報告を聴取しましたが、この報告は、「イラクでの政府樹立プロセスは進歩を遂げ、経済も成長率10%という高さを維持している。果断で強力な指導力があり、またイラク国民がこれまでよりしっかりした協力の精神を発揮できれば、イラクの前途は控えめだが楽観視できる」としています。

 メルケルト特使はまた「イラクは依然として多くの課題を抱えている。そのうち23%という高い貧困率は、今後の情勢不安定の要素になる恐れがある。また、政府樹立の過程でも課題が多く、とりわけ重要なことは治安部門の主なポストの任命だ。このほか、反政府武装勢力による国の安全に対する脅威への対応や国家機関の設置などでも多くのチャレンジに直面している」と指摘しました。(朱丹陽) 国際・交流へ

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