アメリカ国防総省は6日に、「アメリカは約束を履行し、今年の末までにイラク駐留米軍を全て撤退する」と述べました。
アメリカ国防総省の報道官はこの日、「イラク政府がイラクでの米軍継続駐留を要求しない限り、米軍は今年以降、イラクに駐留する計画はない」と明らかにしました。
現在、イラクの駐留米軍は4万6000人で、アメリカとイラクが2008年に調印した駐留軍地位協定に基づいて、米軍は今年の末までに完全にイラクから撤退することになります。
今年に入ってから、多くのアメリカ高官が集中的にイラクを訪問し、駐留米軍の撤退についてイラク政府の決定を促しました。しかし、イラクのマリキ首相は数回にわたって、米軍駐留期限の延長を拒否しました。イラク国民も数回にわたって、米軍の早期撤退を求めるデモ行進を行いました。(翻訳:董燕華) 国際・交流へ
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