シリアでは15日、大規模な反政府デモが行われました。これは3月にデモが起こって以来最大規模のもので、新しい反政府組織も出てきました。
この日のデモ参加者数は100万人以上となりました。また、新しい反政府組織はアサド政権の転覆を目指し、民族間の対話を拒否しています。
一方、シリア問題におけるアメリカの立場はこのほどより強硬なものとなり、アメリカのクリントン国務長官は11日、「アサド氏はその執政の合法性を失った」と表明しました。シリアでデモが始まって以来、アメリカ政府がアサド大統領の失政を公然と指摘するのはこれが初めてです。
これに対してシリア外務省の報道官は12日声明を発表し、クリントン国務長官のこの談話を非難し、「これはアメリカがシリアの内部事務に干渉している証だ」としています。(翻訳:Katsu)国際・交流へ
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