シリア国内の各派の融和を目指す「民族対話」会議は12日、ダマスカスで閉幕しました。会議で発表されたコミュニケでは、「対話は国家危機を終える唯一のルートである。シリアは外部勢力からの干渉を断る」と訴えています。
また、コミュニケは「愛国の反対派はシリア社会の分割できない構成部分である。国家の安定は民族にとって最も求められるもので、改革を保障するものでもある」としたうえで、直ちに拘束されている政治犯と異なる政見を持つ人を釈放すると共に、シリア最高人権委員会を設立し、新しい現代憲法を起草するよう政府に呼びかけました。
シリア各派の代表や青年代表ら合わせて180人がこの会議に参加しました。しかし、主な反対派組織は「対話の条件が整っていない」として、会議に参加しませんでした。(翻訳:Katsu チェック:山下)
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