パキスタン南部の港町カラチで、7日大型バス2台が武装勢力に襲撃され、13人が死亡し30人が負傷しました。
パキスタン警察当局はこの日の夜、「7日の午後、武器を持った不審者が、カラチ市内で大型バス2台を襲撃した。この日、カラチでは数回にわたり銃撃と暴動が発生し、死亡者数はあわせて29人となった」と明らかにしました。
ここ3日間で、暴力事件による死亡者数は65人となりました。警察当局は、「これより前に、アワーミー国民党(ANP)の地方指導者1人がカラチで襲撃され、負傷した。これが最近、暴力・襲撃事件が頻発していることの原因となっている。警察当局と準軍事部隊は現在、警戒を強化し、暴力事件のエスカレート化を防いでいる」としました。
なお、カラチは人口1400万人以上のパキスタンで最大の都市で、金融の中心地でもあります。今年に入ってから、カラチでは数回にわたり種族と政府間の衝突が発生し、銃撃事件によりおよそ1000人が死亡しています。(翻訳:董燕華)
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