アメリカのクリントン国務長官が27日、パキスタンの首都イスラマバードを訪問しました。これは、国際テロ組織「アルカイダ」の最高指導者ウサマ・ビンラディン容疑者が殺害された後、アメリカの高官が初めてパキスタンを訪問したものです。
報道によりますと、クリントン国務長官は数時間にわたる今回の訪問で、パキスタンのザルダリ大統領、ギラニ首相、キアニ陸軍参謀長らと会談しました。
今月2日、特殊軍部隊がパキスタンのアボタバードで、ビンラディン容疑者を殺害しました。パキスタンはアメリカのこの一方的な行動に対して強く抗議しました。これにより、パキスタンとアメリカの関係は史上最悪の緊張状態に陥っています。世論は「クリントンの今回の訪問は、両国関係の正常化が狙いだ」と見ています。(翻訳:玉華) 国際・交流へ
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