現地時間の22日、中国国家ラジオ・映画・テレビ総局とパキスタン駐在中国大使館が主催し、中国国際放送局（CRI）が実施する「中国・パキスタンメディアの母なる河への旅」と題するマルチメディア取材活動の記者会見が、パキスタンの首都イスラマバードで行われました。

　インダス河はパキスタンの母なる河、長江は中国の母なる河と呼ばれています。今年はちょうど、中国とパキスタンの国交樹立60周年にあたり、両国の友好関係を示すために、この取材活動が企画されました。

　CRIの王冬梅副局長は、挨拶で「これまでの1週間、CRIなど中国の記者団は、パキスタンのカラチ、ラホール、イスラマバードなどを訪問した。記者たちはパキスタンの燦爛たる歴史と文化を理解した上で、ここ数年パキスタンで起きた大きな変化と建設の成果を自分の目で確かめた。取材活動は『中国・パキスタン友好年』のための良好な世論を作り出し、両国のメディア間の理解を深め、両国の友好関係の社会的基盤を拡大する目的を達成した」と述べました。

　なお、この活動は5月16日から、スタートしたもので、6月にこの活動の第2段階として、CRIがパキスタンの記者10人余りを招待して、中国の長江に沿った一連の取材活動を行う予定です。（翻訳：玉華）　国際・交流へ