中国の「人民日報」の4日の報道によれば、今年上半期の中国の経済状況から、物価安定の維持が、今年のマクロ経済政策の主要で、最も差し迫った任務であるということです。
国家統計局のデータによれば、5月のCPI・消費者物価指数の上昇率は5.5%で、ここ34ヶ月間の最高を記録したとのことです。これに対して、専門家は「当面、中国の在庫は十分で、夏季の食糧も豊作である上、主要な工業品の供給も需要を上回っている。投資や消費、輸出も安定して増加し、内需も拡大しており、これらは物価の安定維持の物質的な基礎となっている」と見ています。
また、専門家は「現在、物価は全体的にコントロール可能な範囲にある。マクロ政策の実施に伴い、下半期のCPIはある程度下落するだろう」と指摘しています。(翻訳:Katsu チェック:大野)暮らし・経済へ
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