リビアのオフィシャル・テレビ局によりますと、NATO・北大西洋条約機構は25日深夜から26日未明にかけて戦闘機を出動させ、トリポリにあるリビア政府機関の所在地と周辺の民用建築を空爆し、巨大な損失を出させました。

　報道によりますと、これまでの2日間、NATOはブレガ地区の複数の民用建築に空爆を加えて民間人20人を死亡させ、数十人もの負傷者を出させましたが、NATOはこれを否定しています。

　リビア「国民評議会」のゴーガ副議長は25日、「南アフリカとフランスは、反体制派とカダフィ大佐との交渉を斡旋している。カダフィ大佐はまもなく提案を行うことにより、これまでの戦争を終えるだろう」と述べました。（翻訳：玉華）　国際・交流へ