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 リビア反体制派、資金不足に直面

2011-06-20 12:17:00     cri    

 リビア反体制派の「国民評議会」のゴーガ副代表兼報道官は19日、「反体制派は現在、西側が約束した援助資金をまだ受け取っておらず、財政状況は日増しに苦しくなってきている」と述べました。

 ゴーガ報道官はこの日、ベンガジで行なった記者会見で、「『国民評議会』は前線における作戦、機構の活動、住民の基本生活の保障などで確かに資金不足という困難に直面している。リビア問題『連絡グループ』が約束した資金は先週出されるはずだが、反体制派はこれまで何の資金も受け取っていない」と述べました。

 ゴーガ報道官は、「反体制派は今後6ヶ月のその財政予算における各項目の支出は、合わせて35億ドルを必要としている。『国民評議会』は、西側とアラブ諸国からの援助資金が近いうちに届き、今の困難を解決できるよう期待している」と語りました。

 ゴーガ報道官はさらに、反体制派がカダフィ政権と接触しているという報道を否定し、「カダフィ大佐は政権を離れるべきであり、これ以外に何の選択もない」と改めて強調しました。(翻訳:玉華)

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