チュニジアを訪問中のロシアのミハイル・マルゲロフ・リビア問題大統領特使は18日、「リビア政府は反政府武装勢力の『国民評議会』とチュニジアで交渉を行なう予定だ」と述べました。
マルゲロフ特使は、「チュニジアはリビアの対立している双方の対話で重要な役割を果たした。また、チュニジアはリビアの衝突している双方がチュニジアのジェルバ島を中立の場所として交渉することを許すつもりだ。もし、ロシアとAU・アフリカ連合がこの交渉プロセスへの参加に同意すれば、チュニジアはジェルバ島でリビアの衝突している双方の対話のための円卓会議を組織するつもりだ」と述べました。
しかし同時に、マルゲロフ特使は、「リビアの対立している双方の現在の立場は依然として強硬で、反政府武装勢力はリビアの指導者カダフィ大佐を政権の座から引きずり下ろすことを先決条件とすることを求めている。一方のリビア政府はこれを受け入れられないとしている」と認めています。(翻訳:玉華)
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