石油輸出国機構(OPEC)第15回閣僚会議が8日ウィーンで開かれました。この会議で、原油生産量の原状を一時的に維持することが決まりました。この日、国際原油価格が上昇し、ニューヨーク市場の原油価格の上昇幅は1%以上となりました。
この会議に先にだって、OPECの増産は可能だと見られていましたが、会議への出席者側の意見の違いが大きいため、増産についての決議を行うことができませんでした。OPECの決定は市場の大きな反応を呼び、ニューヨークとロンドンの原油価格が大幅に上昇しています。
この日のニューヨーク消費取引所の7月に出荷する軽質原油先物価格の終値は1.65ドルで、1バレル100.74ドルでした。ロンドン市場の7月の北海ブレント原油先物価格は1.07ドル上昇し、1バレル117.85ドルとなりました。(翻訳:董燕華)
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