サウジアラビアのアリ・ヌアイミ石油鉱物資源相は17日、「世界最大の石油輸出国であるサウジアラビアは市場の需要をいつでも満たす準備ができた」と表明しました。

　クウェートを訪問中のヌアイミ石油鉱物資源相は18日に開かれる第4回アジアエネルギー担当閣僚会議に出席する予定です。ヌアイミ石油鉱物資源相はそれに先立って「いま、世界の原油市場は供給過剰であるため、サウジアラビアの原油の日間生産量は2月の910万バレルから3月は829万バレルに減らした。アジア諸国の石油への需要は大きい」としました。

　このほど、OPEC・石油輸出国機構の加盟国であるリビアの情勢が悪化しつつあるため、リビアの原油の生産と輸出が影響を受け、セ世界の原油価格も高騰しています。（翻訳：ｈｊ）

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