アメリカ公式訪問中の陳炳徳中国人民解放軍総参謀長は18日午後、アメリカ国防総省でゲッツ国防長官と会見しました。

　ゲッツ国防長官は陳総参謀長の来訪を歓迎し、「良好な両軍関係は米中共同利益に合致する。双方は両軍関係分野において進展を収めた。また、両国関係の発展に伴い、双方は多くの分野で同じ利益を持ち、両国軍隊の交流もより頻繁になり、より具体的なものとなる。また、双方は対話と協商を強化する必要があり、共同利益を持つ分野における協力を強化していくと同時に、分岐と矛盾を効果的に抑えるべきだ。アメリカは今後も両国と両軍関係の発展に努力していく」と語りました。

　これに対し、陳総参謀長は「中国は健全的かつ安定した両軍関係を作ることを希望する。これは両国と両国人民にも有利であり、国際と地域の平和と安定にも有利である。また、中国はすでに米軍統合参謀本部のマレン議長の中国訪問を正式に要請した。中国は海賊取締り、災害救助などの非伝統的な安全分野においてアメリカと協力していきたい。双方は相互に尊重し、信頼しあい、相違点を適切に解決し、両国と両軍関係の発展を推し進めていくよう希望する」と述べました。（翻訳：ken　チェック：kokusei）