アメリカ公式訪問中の陳炳徳中国人民解放軍総参謀長が18日、クリントン国務長官と会談しました。

　クリントン国務長官は、陳炳徳総参謀長の来訪に歓迎の意を表し、「アメリカと中国が世界で一番重要な大国として、健全的かつ安定した両国関係を作るのは、大事なことだ。今回の訪問は、両軍関係の発展を促進し、両国の協力パートナーシップの構築にもプラスとなると信じている。両国軍隊が協力と交流を強化していけば、誤解を少なくすることができると確信する」と語りました。

　陳炳徳総参謀長は、「今回の訪問は、両国の首脳が達成した共通認識を着実に実行し、友好と協力のためだ」と語り、「中国は、テロの取締り、海賊の取締り、災害救助などの分野でアメリカと協力していきたい。意見疎通を強化し、互いに核心的利益を尊重し、妥当に食い違いを処理し、両軍関係を推し進めることができると希望する」と語りました。（翻訳：イツゴウ）