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 リビア政府、全国部族会議を開催

2011-05-06 15:59:25     cri    

 リビア政府は5日、首都のトリポリで全国部族会議を開催そ、当面の情勢を討議しました。

 全国各地の約850の部族からの2000人以上の代表はこの会議に出席し、政治危機の解決や、国民団結の維持、対話による和解の実現などのついて検討しました。

 これと同時に、リビア政府軍と反政府武装勢力の戦闘は続いています。リビアの隣国チュニジアのメディアの報道によりますと、リビア政府軍は5日、国境地区で反政府武装勢力を砲撃し、14個の砲弾がチュニジアに打ち込まれたということです。

 一方、NATO・北大西洋条約機構軍事委員会のディ・パオラ議長はこの日、「カダフィ大佐がNATOの条件を満たさない限り、NATOはリビアに対する軍事行動を続けていく」と表明しました。

 また、同じ日、リビア情勢に軍事介入した一部多国籍軍などからなる「連絡調整グループ」の第2回会議がローマで開かれましたが、関係各側はリビア危機の政治的解決について共通の認識には達しませんでした。会議後に発表された声明は「関係各側は安保理の関連決議に従い、政治面と軍事面及び経済面でリビアにより大きな圧力をかける必要がある」としています。(翻訳:Katsu)国際・交流へ

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