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 NATO、リビア情勢の行き詰まりを否認

2011-05-04 13:22:33     cri    
 NATO・北大西洋条約機構の高級指揮官は3日に、リビア情勢が行き詰まった状態に陥った事を否認し、「リビアにおけるNATOの軍事行動には時間が必要だ。各方面は焦るべきではない」と述べました。

 イタリア海軍のリナルド中将はビデオを通じて、「リビアにおけるNATO の軍事行動は毎日、積極的な進展を遂げ、最終目標に向かって進んでいる。リビアの指導者カダフィの前線部隊をせん滅した後、カダフィ部隊の行動力と戦闘力をそぐため、現在は、兵器倉庫、後方勤務補給線、指揮と制御センターの攻撃に重点を置いている」と述べました。

 フランスのサルコジ大統領は週刊誌「エクスプレス」の公式サイトに文章を発表し、「リビアにおける多国籍軍の軍事行動は数ヵ月後に終結する可能性がある」と述べています。

 サルコジ大統領は、「現在、リビアでの多国籍軍の行動は進展を遂げ、カダフィの部隊は後退している。リビアの反対派勢力である国民暫定評議会の指揮は、より秩序立ってきた。フランスは武力打撃を強化し、カダフィの武力行使を止めさせ、リビア各派が政治交渉を行う環境をつくることを希望する。これには数ヶ月かかるだろう。フランスは数週間後に会議を主催し、リビア国内各派の参加を要請し、軍事行動の後の政治移行などについて討議するつもりだ」と述べました。(翻訳:董燕華) 国際・交流へ

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