アメリカがアルカイダの指導者ビンラディン容疑者の殺害を明らかにした後、イギリス、フランス、アメリカ、ニュージーランド、日本、韓国などの国は、発生可能なテロ事件に対応するため警戒を強化しています。

　イギリスのキャメロン首相は2日、今後数週間内は特に警戒を強めることを求め、「ビンラディン容疑者の死はテロ活動の根絶ではない」と指摘しました。

　フランス政府は、アルカイダの報復を防ぐため警戒を強化するよう、警戒地域にあるフランス大使館や、学校、及び企業に注意を喚起しました。

　また、アメリカのニューヨーク市政府は2日、新しいテロ攻撃に備えて、重要な公共場所での警察力を増強しました。

　日本の菅直人首相は、テロ対策の強化を関係部門に求めました。（翻訳：Katsu）　国際・交流へ