アメリカのオバマ大統領がアルカイダの指導者、オサマ・ビンラディンの殺害を宣言した後、欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)の指導者及びベルギーの外相は2日、相次いで声明を発表し「オサマ・ビンラディンの死により世界がより安全になった」とし、国際社会はテロ取締りで引き続き協力するよう呼びかけています。
欧州委員会のバローゾ委員長と欧州理事会のファン・ロンパウ議長が合同声明において「ビンラディンの死は世界のテロ取締りにおける重要な勝利だ。EUはこれからもアメリカ及び世界のパートナーとともに肩を並べて、極端なテロリズムの撲滅に力をあわせ、世界の平和、安全と繁栄を維持していく」と表明しました。
NATOのラスムセン事務総長は「テロリズムは世界の安定と平和を直接脅しており、国際社会は引き続きテロ取締りで協力が必要だ。NATO及びその盟友はアフガニスタンでの使命を継続し、アフガニスタンで平和と安全を再構築していく」と指摘しました。
なお、ベルギーのファンアッケレ外相は声明で「いかなる形のテロリズムにも反対する」とし「テロ取締りは長期にわたっての戦いで、国際社会の協力が成功のキーファクターだ」と強調しました。(翻訳:Yan、丹羽)
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