日本文部科学省と原子力安全・保安院などは22日、「環境モニタリング強化計画」を共同で発表し、福島第1原発周辺の放射線量や放射性物質の分布図を新たに作成するなど、事故の全体像及び周辺地域への影響を明らかにする方針です。
作成する分布図は、現在の放射性物質の分布を示す「放射線量測定マップ」、事故発生後1年間の累積放射線量を推定する「積算放射線量推定マップ」及び土壌表層の放射性物質の蓄積状況を示す「土壌濃度マップ」の3つです。分布図は福島第1原発周辺80キロの地域をカバーするとされますが、具体的な範囲はまだ定まっていません。
計画によりますと、第1回分の「放射線量測定マップ」と「積算放射線量推定マップ」は今月中に公表され、その後、月2回程度で更新されます。また、「土壌濃度マップ」も近く公表されるということです。(翻訳:ZHL) 国際・交流へ 特集:日本大地震へ
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