中国商務省の王超次官は18日に、杭州で、「中国は意図的に貿易黒字を求めていない。今後の判断には、動向を見極める必要がある」と強調しました。
これは、18日に、中国東部の浙江省杭州で開幕した「中国国際アウトソーシング商談博覧会」で述べたものです。
中国税関総署が公表したデータによりますと、2011年の第1四半期の貿易赤字額は10億2000万ドルに上りました。これは6年ぶりの四半期の赤字となります。これについて王次官は「中国は意図的に黒字を求めていない。現在、大口商品の値上がりなどが、中国の対外貿易にある程度の影響を与えている」としています。(朱丹陽)
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