アジア開発銀行は6日、香港で年度経済報告を発表し、「投資と輸出の増長率が下がったため、今年、中国の経済成長率はやや落ちて9.6%になるだろう」と予測しました。
輸出の好調と投資や消費の回復により、去年、中国経済の成長率は10.3%という二桁成長を維持しましたが、アジア開発銀行の報告によりますと、今年から来年の成長率はやや落ち、それぞれ9.6%と9.2%になるだろうとしています。
この報告は「向う2年、固定資産の投資は依然として中国経済を引っ張っていくだろうが、財政刺激政策の実施終了や通貨引締め政策の実施により、固定資産の投資の増加率はやや減速する」と見ています。
さらに、インフレについてこの報告は「食品と商品価格の高騰により、中国のインフレ率は去年の3.3%から今年は4.6%に上がる」としています。(朱丹陽) 暮らし・経済へ
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