中国環境保護省の潘岳次官は7日に北京で、「環境が直面する課題を正しく認識し、突発的な環境事故が起こった場合や国民の関心が高い事柄について、マスコミを通じて迅速に発表する」という方針を明らかにしました。

　この日に開かれた関連会議で、潘岳次官は「第12期５ヵ年計画の期間中、中国が抱えている環境リスクは、引き続き拡大し、突発的な環境事故は、民生に脅威をもたらす」として、「重大な環境事故が社会の調和に影響を与える大きな要因となっている」と述べました。

　また、潘岳次官は「各種マスコミを充分に利用して、正しい環境情報を速やかに社会に伝えると共に、環境保護に関する世論モニタリングシステムを整備して、世論に対する分析・研究・判断能力を高めていかなければならない」としました。（翻訳：ヒガシ）　暮らし・経済へ