中国国家環境保護省の李乾傑次官は28日北京で、『土壌環境保護法』の制定研究を急いでいることを明らかにしました。
これは、李乾傑次官がこの日行われた全国農村環境保護業務会議で述べたものです。李乾傑次官は「土壌汚染は食品安全に影響する重要な要素である。現在、環境保護省は全国土壌サンプルバンクとデータバンクを設立したほか、全国で70カ所近くの有機食品生産基地を建設した。また、『第十二次五カ年計画』でも農村環境の総合整備を推進し、土壌汚染の防止と監督管理を強化していくことを明確に規定している」と述べました。
なお、環境保護省の調査によりますと、中国の農村環境保護は厳しい情勢となっているものの、現行の環境保護法律、法規および基準はその多くが都市と工業汚染のある地区を対象として制定されたものだと言うことです。(翻訳:Katsu チェック:中原)暮らし・経済へ
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