北大西洋条約機構（NATO）軍事委員会のパオラ議長は3月31日、ブリュッセルのNATO本部での記者会見で「NATO加盟28ヵ国の内、約20ヵ国がリビアに対する軍事作戦に参加する」と語りました。

　パオラ議長はこの会見で、軍事作戦に参加する国のリストの提供を断りましたが、その後NATOの公式サイトでは、フランスやギリシャ、イタリア、イギリス、アメリカなど14ヵ国の戦闘機205機が参戦すると掲載されました。

　なお、NATOはこの日、リビアに対する軍事作戦の指揮権をアメリカから引き受けました。（万、小野）国際・交流へ