環境保護部門の統計によりますと、過去5年間において、チベット自治区は環境および生態系の保護に101億元（1250億円）を投入し、著しい成果を収めたということです。今後、チベットは7大システムを構築して、引き続きチベット高原の生態環境保護に取り組んでいきます。

　チベット自治区環境保護局の張永澤局長はこのほど、「今後20年の間で、チベットは生態安全保障システムや資源の持続可能な利用システム、生態経済システム、環境の保障システム、居住環境システム、生態文化システム、能力保障システムなど7つのシステムを構築して、チベットの良好な生態環境を確保していく」と述べました。

　なお、過去5年間において、チベットは4万ヘクタール以上の砂漠化地帯の整備に合計6000万元余り投入しました。ここ数年、ラサやシガツェなどの地区の砂嵐と砂埃が減りつつあります。（翻訳：Katsu　チェック：中原）

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