西部のチベット自治区では、2006年から農家の住宅改築、遊牧民の定住、それに貧困扶助を重点とする居住プロジェクトを実施し、このプロジェクトへの投資額はすでに170億元に達しました。その結果、それまで狭い住まいで暮らしていた27万世帯の農牧民と143万世帯の遊牧民が広い新居に引っ越しています。
地元の政府は引越し先の選択では、安全を念頭に置き、民族の風俗習慣を尊重すると共に、放牧民の将来の問題を考慮に入れたほか、実用で科学的な設計や工事と建築の選択を行なっています。こうしてチベットの農牧民の住宅問題は、このプロジェクトの実施により、ほぼ解決されています。(翻訳:董燕華)
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