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 一部の国、リビア危機の平和解決を呼びかけ

2011-03-24 15:22:33     cri    

 リビアの首都トリポリは、現地時間の23日夜、多国籍軍の戦闘機による空爆を受け、民間人が死傷しました。これを受けて、アルジェリア、ガーナ、イタリアなどの国は、リビア危機を平和的に解決するよう呼びかけました。

 AU・アフリカ連合は25日、エチオピアの首都アディスアベバで、リビア問題に関する協商会議を開く予定で、安保理の常任理事国、アラブ連盟、EU・欧州連合、リビアの隣国のほか、ブラジル、インドなどの国の代表が参加します。

 アルジェリアメディアの23日付の報道によりますと、アルジェリアはアラブ連盟とアフリカ連合のメンバー国として、一貫してリビア危機の解決に尽力しています。また、リビアの主権や統一、領土保全を主張し、リビア国民の希望にかなった解決の糸口を探っています。

 ガーナのムムニ外務・地域統合大臣は23日、「ガーナはリビア国民の味方である。リビア国民がいかなる暴力からも守られ、尊く生きることを望んでいる」と述べ、国民の安全を希望するガーナ政府の立場を示しました。

 イタリアのフラッティーニ外相は23日、「イタリアは、平和的な方法でリビア危機を解決してほしい。現在、リビアは、出来るだけ早い停戦と国内各勢力による対話が必要だ。ただし、対話が実現できる唯一の前提は、カダフィ氏の辞任だ」としています。

 リビア政府は「西側諸国による軍事作戦で、多くの民間人が死傷し、空港、港などのインフラ設備も破壊されている」と指摘しました。(朱丹陽)

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