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 日本の放射性物質汚染 農産品の輸出に影響

2011-03-24 11:49:03     cri    

 日本では水道水、牛乳、野菜をはじめとする農畜産品の放射性物質の汚染問題が発生し、その影響は23日も拡大して続けています。これを受けて、菅直人首相は初めて、福島産の一部の野菜を食用しないことを国民に求めました。原発の放射性物質汚染は、人々の日常生活に影響し始めています。

 日本文部科学省が23日に公表したデータによりますと、日本全国であわせて13の地区で、水道水に放射性物質が含まれていることが確認されました。また、福島県産の11種類の野菜から、新たに基準値を超えた放射性物質が検出されました。これを受けて、この日、菅直人首相は、福島県産のほうれん草、キャベツなどの野菜を食用しないことを国民に求めました。

 このほか、外国や地域は日本から輸入した農産品に対する検査を強化したり、一部を停止する措置を講じています。アメリカ当局は22日、福島を含めた放射性物質の恐れがある地域の牛乳、乳製品、野菜や果物の輸入を一時停止しました。魚類などの輸入は可能ですが、放射線物質の検査を受ける必要があります。

 韓国も23日に、日本から放射性物質汚染の恐れがある食品の輸入を停止すると発表しました。またフランスは、日本から輸入された食品の検査を引き続き強化しています。(朱丹陽)特集:日本大地震へ

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