IAEA・国際原子力機関のアンドリュース事務局長特別補佐は20日、ウィーンでの記者会見で「これまでの24時間、緊急事態に陥っていた福島第一原発には復旧の兆しが現れ始めた」と語りました。
アンドリュース事務局長特別補佐は、「2号機の電力設備は通電が確認された。1号機、2号機と3号機はこれまで海水の注入を通じてその周辺温度を下げている。3号機からは水蒸気とみられる白い煙が上がってたが、いまは少なくなった」と述べました。
アンドリュース事務局長特別補佐はさらに「第一原発は一種の安定した状態にあるが、情勢はなおも予断を許さない、東京を含む大都市の放射性物資の濃度はあまり変わっていない。牛乳やほうれん草などから放射性物質が検出されており、このような状況を改善するため、IAEAは日本へ派遣した専門家を増やしていく」としています。(万)特集:日本大地震へ
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