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 <日本大地震>IAEA、日本原発の状況は悪化せず

2011-03-18 13:22:59     cri    

 IAEA・国際原子力機関のアンドリュース事務局長特別補佐は17日、ウィーンで「日本の福島原発の被災状況は依然として非常に深刻だが、、一段と悪化してはいない」と述べました。

 これはIAEAが日本の原発事故について行った4回目の記者会見で述べたものです。この日の午前、IAEAの天野之弥事務局長が実地調査のため日本に向かったことから、アンドリュース事務局長補佐が記者会見を主催しました。

 アンドリュース補佐は、「現在、福島第1原発の1号機と3号機の冷却システムはまったく制御できなくなった。しかし、その状況は相対的に安定し、自衛隊は高圧送水車とヘリコプターを派遣して注水を行い、温度を低下させようとしている。また、4号機の状況ははっきりしないため、これを懸念している。そして5号機と6号機の状況はいまのところ安定している。しかし、圧力容器の水位は下がっている」と述べました。

 アンドリュース補佐はまた、「原発の周辺半径30キロ範囲以内の一部地方の放射能汚染量はこれまで24時間に著しく増え、数倍なったところもあった。しかし16日以来、東京での放射能汚染量はそれほど変わっていない」と述べました。(翻訳:董燕華) 特集:日本大地震へ 

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