中国の陳竺衛生相は15日に日本の被災地で必要とするすべての衛生と医療の援助を提供していくという中国政府の立場を示しました。

　陳竺衛生相は「中国衛生省は、日本の被災地で進められている救助と治療活動に注目している」と述べ、「中国政府は、被災地で必要なすべての衛生と医療の援助を提供していく」と強調しました。また、「衛生省は、北京市衛生局、中国疾病予防センターに対し、それぞれ30人からなる医療衛生救援隊を立ち上げることを命じた。日本の医療予防活動を見極め必要に応じて、これらの救援隊を派遣する。現在、隊員の訓練や装備の調達などが進んでいる」と述べました。

　中国赤十字会は15日に、「日本赤十字社の救援活動を支援するため、12日に100万元（日本円にしておよそ1200万円）を提供したのに次いで、500万元(日本円にして6200万円)の緊急援助を追加する」と表明しました。（朱丹陽）

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