全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は22日北京で、中国を訪問中のナザルバエフ・カザフスタン大統領と会談し、「中国はカザフスタンと共に、両国の戦略的パートナーシップの発展を推進していく」と述べました。

　呉委員長はこの席で、「両国の首脳と国民の共同努力の下で、両国関係は急速な発展という軌道に足を踏み入れている。中国全人代はカザフスタン議会と共に、相互の交流と協力を強化し、両国の関係発展に貢献したいと考えている」と語りました。

　これに対して、ナザルバエフ大統領は「カザフスタンは目下向こう5年間の発展計画を策定しており、これに当たって中国の『第12次5ヵ年計画』の経験を参考にしたいと考えている。また、中国の各レベルの機関と、各分野における互恵協力を強化し、両国の関係発展を新たな段階に引き上げたい」とする考えを示しました。（万、中原）