胡錦涛国家主席は22日北京で中国を訪問中のカザフスタンのナザルバエフ大統領と会談し、4つの面から両国の戦略パートナーシップをグレーアップしていく考えを示しました。
胡主席が示したこの4つの面とは、第1に、中国とカザフスタンの政治関係を深めることで、両国の指導者、政府、立法機関と政党の間の密接な往来を保っていく。第2は、中国とカザフスタンとの全面的で実務的な協力を推進することで、双方は両国の石油・ガスパイプによる安全で安定し、かつ効率の高い輸送を確保し、非資源、クリーンエネルギー、ハイテク、金融などの分野における協力を拡大し、人的交流と文化交流を拡大していく。第3は、中国とカザフスタン間の安全保障面の協力を強化することで、「3つの勢力」(人種主義、過激主義とテロリスト)の取締りに力を入れ、両国の国民や企業及び機構の生命と財産の安全を確保していく。第4は、中国とカザフスタンとの国際問題や地域問題での協力と協調を深めることです。
これに対して、ナザルバエフ大統領は「カザフスタンは中国とのハイレベル往来での良好な勢いを保ち、経済協力と貿易、エネルギー、非資源、文化、安全保障などの分野における実務的な協力を拡大して、国際問題と地域事務における協力をより強化し、カザフスタンと中国との戦略的パートナーシップを推進していきたい」考えを示しました。
会談後、両国指導者は両国の協力に関する文書の調印式に出席しましたが、これら協力の分野には環境保護や司法、高速鉄道などが含まれています。(翻訳:ヒガシ)
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