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 G20財相会談、世界経済不均衡に注目

2011-02-18 15:52:48     cri    
 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が18日から19日にかけてパリで行われますが、世界経済不均衡をいかに定義付け、調整し、これを解消するのか、そして持続可能かつ均衡的な成長を実現するのかが今回の会談の焦点となります。

 世界経済の不均衡は長年存在しており、G20グループ加盟国の黒字と赤字の差が1998年の5800億ドルから2007年には2兆5000億ドルまで増加しました。2008年の金融危機発生後、経済の不均衡状態はある程度緩和されましたが、2009年以降、さらに厳しくなっています。

 フランスのラガルド経済・財政・産業相は会議前にインタビューを受けた際「われわれはまず共通指標を確定し、加盟国間で経済の不均衡が出現した場合に、これを解消できる有効な措置を講じなければならない」と述べました。

 このほか、会議では国際通貨システムの改革及び原材料価格の過度的な変動の抑制などの議題について話し合われることとなります。(翻訳:ヒガシ) 国際・交流へ

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