中国の政府関係者は11日、「世界経済の不均衡は産業移転と資本の流動とは関係するが、それ以上に、貿易の不均衡、通貨システムの不均衡及び先進国の不適切なマクロ政策によるもので、とどのつまり、南北発展の不均衡によるものだ」と語りました。
中国財政省の鄭暁松局長はこの日、主要20か国が参加するG20ソウル首脳会合開催中のメディア・ブリーフィングで、G20が「強固で、持続可能かつ均衡ある成長のための枠組み」を提案しましたが、この三者の関係は同等に重要であると示しました。
更に、「国際備蓄通貨の発行国は本国の政策を制定する際、世界経済への影響を考えなければならない。新興市場国と発展途上国は自国の実情に基づいて経済構造の調整を速めていくべきだ。国際社会は世界金融体系の改革を共に推し進め、公平、公正の貿易と投資を促し、様々な保護主義に反対していくべきだ」と強調しました。(翻訳:Yan、Kokusei)
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