11日12日両日に開かれた第5回20カ国・地域首脳会合(G20)は、「ソウル宣言」を採択して閉幕しました。各国首脳は4回目のサミットで認めた履行任務を守り、共同努力の下で、協力と強調を通じて、急速かつ持続可能な世界経済の均衡発展を推進していくことで合意しました。
ソウル宣言は「これまでの2年間、G20と国際社会は共に努力し、世界経済を徐々に回復させてきたが、各国経済の回復における脆弱性や世界経済の不均衡などが明らかになってきた」と指摘し、「各加盟国は、金融市場の安定を保証するため、積極的な通貨政策を採り、輸出拡大に有利な自国通貨安を促す『通貨安競争』を回避することを決めた他、主要国の為替レートの過度な変動と無秩序な動きを監視していく」と明記しました。(万、大野)
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