中国衛生省は12日通達を出し、医療機構が就職志願者に向けた健康診断を行う際、被験者の主体的な願望があるかどうかに関わらず、B型肝炎ウィルスの検査を行ってはならないと改めて強調しました。
この通達は「地方の各級の衛生行政部門は、規定に違反したB型肝炎ウィルスの検査に関するクレームや摘発に対して、しっかりと調査を行うべきだ。事実上、規定に違反したやり方に対しては、法によって厳しく対処する。さらに、厳しい違反行為につながる医療機構の責任者には行政処分を実施する」と強調しています。
去年10月、中国政府は入学者と就職志願者のB型肝炎ウィルスの診断を法令で明確に規定しましたが、最近の報道によりますと、一部の企業が職員採用に当たって、志願者のB型肝炎ウィルス検査を強要し、そのプライバシーを侵害したということです。(翻訳:ZHL)
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