メキシコのカンクンで国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)が7日に始まりました。
参加各国は気候変動問題では積極的な姿勢を見せよという民衆の声も強くなり、今回会議をめぐるデモ行進もカンクンで相次いで行われています。
およそ数千人が開幕当日の7日、会場から数十キロ離れた市内でデモを行いました。人々は最後に徒歩で裕福な世帯が集まる地区に到着しましたが、メキシコ政府はデモ行進参加者にデモのコースを限定し、また大勢の警察官を治安維持に派遣しています。しかもその警察官の数はデモ参加者を大きく上回っていました。
会議はいま重要な段階に入っていますが、これまで収めた成果は民衆の願いとはなおも差があります。デモ行進参加者によりますと、これからの2日間、非政府組織がより大規模なデモを組織し、会議参加各国の代表に圧力を与えるということです。(12/09 翻訳:yin)
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