メキシコのカンクンで開かれている国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)に出席している中国代表団の解振華団長は8日「中国は今回会議が『バリ・ロードマップ』に従い、成果を収めることを歓迎する」という期待を示した上で、4つの提案をおこないました。
この4つの提案とは、気候変動会議で『国連気候変動枠組み条約』と『京都議定書』を基盤とすること。共同の発展を目標にすること。協力強化をルートにすること。そして最後に実質的な行動に出て、これまで達した共同の認識を保ち、今回会議の成功を推し進めていくことです。
解振華団長は、最後の提案について「発展途上国が関心を寄せている『京都議定書』の第2約束期間における資金、適応、技術の譲渡、森林などの問題で会議が実質的な進展を収め、また透明度などの問題で積極的な成果が上げることが必要だ」と強調しました。
解振華団長はさらに「中国は気候変動による被害を受けた国として、島国や、後進国、それにアフリカ諸国とほかの発展途上国の苦境を理解できる。中国は南南協力を通してこれら地域を支援していきたい」と語りました。(12/09 翻訳:yin)
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