イランのハザーイー国連大使は10日、潘基文（パン・ギムン）国連事務総長に書簡を送り、11月末に起きたイランの核物理学者を対象にした襲撃事件を「テロリズム」として非難しました。

　ハザーイー国連大使は、「イランの科学者に対する非人道的なテロ行為」に深く憂慮を示すとともに、「イランの核計画は完全に平和的な目的に基づいたものだ。原子力の平和的利用という奪うことの出来ない権利について、妥協することはない。いかなる政治面や、経済面の圧力、あるいはイランの科学者に対するテロ襲撃も、イランの権利行使を妨げることはできない」と強調しました。

　ハザーイー国連大使はまた「このような非人道的なテロ行為を非難し、効果的な措置を取って、各種のテロリズムを取り締まるよう」国連に要請しました。（訳：FUYING）

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