イラン核問題をめぐって、関連6ヵ国とイランの交渉が6日午前ジュネーブで再開しました。安保理常任理事国の5ヵ国とドイツの代表がイランのジャリリ首席代表と会談し、14ヶ月間中断されていたイラン核問題の再開が国際社会の注目を浴びています。
交渉の日程は、進展具合により2日から3日とされており、6日には、EUのアシュトン外務・安全保障政策上級代表とイランのジャリリ首席代表の間で会談が行われ、中国外務省の呉海龍外相補佐官も中国側の代表として参加しました。
交渉の再開について中国外務省の姜ユ報道官は北京で「現在、イラン核問題を巡る外交手段での解決に新しいチャンスが到来した。関連各側がこの好機を逃さず対話で積極的な成果を収め、イラン核問題を改めて対話と交渉の軌道に乗せられることを期待している」と述べました。
イランは、核利用権では譲歩しないという姿勢を見せると同時に、対話で意見の食い違いを解消し、この交渉のメカニズム化を期待していると表明しました。(翻訳:任春生 チェッカー:丹羽)
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